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バードの勉強をしているつもりが、どんどん他の方向へ向かってしまい、今は上原ひろみをずっと調べていた。というか聴いていた。
サイトも見て、すごい、がんばっているなとひたすら感動した。演奏もすごい。前からすごかったけど、去年のバンドがますますスゴい。ちょっと難解な所もあるけど、はげしさと、きりきりっと引き締まった所が、やはり日本を感じる。海外でのほうが受けるだろうな、と思われる。

まあ、とりあえず、おいといて、バークリー音楽院のことを思い出していた。
最近様子を知らなかったので、サイトを見てみたら、随分進化しているようだった。びっくりしたのが、音楽療法がかなり盛んに行われているらしい。ちょっと興味があるので、今度調べてみよう。やはりレベルの高い学校である。今時のことは真っ先に取り入れている。コンピューターなんかも、レコーディング機材も常に最新だった。僕のいた頃はぎりぎりデジタル化する前だったから良かったけど、僕のあとは学費がべらぼうに跳ね上がったようだった。奨学金制度が充実しているから、がんばれば何とかなるけど。。

さて、それでもバードの演奏はすごいな。それっぽく演奏することは出来ても、その中身を同じクオリティーでやれる人っているのだろうか?今、生きている人でいれば、ぜひ聴きたいし、そばで見てみたい。

そういえば、バッハを弾かせたら世界一と言われる、グレン・グールドというピアニストがいるけど、そんな感じでパーカーをふける人がいると思うんだけどなぁ、、。僕もこつこつやっているけど、どうしても引っかかってしまう所がちょこちょこあるもので、指の具合が違うのか、、、。

天才はいつもそうだけど、ベストの状態がほんの短い間だけなんだ。そして、本当はもっとたくさんの演奏をしていたはずなのに、残っている音源は少しだけ。。そこから推理して、このくらいのことをやっていたのだろうな、と思う訳です。

で、最後の方になると、いろいろな要因で、演奏ががたがたしてくる。それを聴くのがまたつらい。周りの人はお客もミュージシャンもどんどん煽って、もっともっと早くと極限に追い込んで行くのだが、もうついて行けなくなっている。えいやって、力を振り絞ってまたぶわーって吹くとスゴいんだけど、それが、悲しい。
本当の最後には、舞台に立ってもまともな音さえ出なくなっていたそうだ。お客が待っているからと、バードをステージに押し出した人は、今、後悔しているそうだ。「あのときはキャンセルすべきだった」とね。色々な人がバードの最後に関して後悔している。

「Bird」という映画をクリント・イースト.ウッドが作ったのはご存知だろうか?彼はチャーリーパーカーの大ファンだ。ついに映画まで作ってしまった。だけど、映画はとっても暗い。
暗すぎて僕はいやになってしまう。みんな、そのかわいそうなバードの最後を思って、彼の人生がすべて暗かったように感じてしまうのかもしれないけど、そんなことはないと思う。

バードが歌うメロディーはとても綺麗で喜びに満ちあふれていると思う。とても幸せな気持ちでいたからこそ、あんなに綺麗なメロディーが次々に出て来たのだと思う。
そこんとこを、もっと注意して、悪かったりかわいそうだったりしたことは、あまり見ない方がいいと思うのだ。

ということで、また明日。
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