星野道夫

最近ブログが、ライブのお誘いばかりで、ちっとも面白くない、なんて思われたら残念なので、ちょっと今読んでいる本のご紹介。
皆さんは星野道夫さんという方をご存知でしょうか？
アラスカにずっと住んでアラスカの自然を愛して、写真や文章でそれを表現した人です。残念ながら１９９６年８月８日、４４歳で亡くなりました。
僕は星野さんの「旅をする木」という本に、とっても癒されます。
星野さんの言葉は、彼が愛情を込めて見つめる自然を、流れる時間とともにゆっくりと丁寧に表現しているので、まるで僕もその場に一緒にいるような感覚をおぼえる事ができるのです。 僕たちの喜びや悲しみ、苦しかったり楽になったり、いろいろな思いに日々つきまとわれているのとは全く違う意識がそこに大きく広がっているのが見えるのです。 星野さんが言葉の中に込めている思いというのが、情景とともに僕たちにも感じることができるのです。 そういう本はなかなか出会うことができません。良かったなと思っています。