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はい、本日はレクチャーライブにお越しいただき、ありがとうございました。

今回は、懐かしいギターの偉人たちのレクチャーということで、僕も一生懸命勉強して準備して参りましたが、内容はいかがでしたでしょうか?

自分としては、至らない所ばかりで、気が収まらないで反省モードではありますが、皆さんにチャーリークリスチャン、ジャンゴラインハルト、ウェスモンゴメリー、の名前とそれぞれの特徴が伝わって、興味を持って頂けたら幸いです。

他にもたくさんのギタリストがいます。ただ、この3人は今後も歴史に名前を残して行くべき人たちなので、選んでみました。

彼らの音楽的な功績は、説明しようとすると、とっても複雑で、僕の音楽の知識を総動員しても説明のつかない箇所がたくさんあります。(説明をすることがナンセンスかもしれませんね)

ですので、実際に音楽を聴いて、その雰囲気を楽しんで頂ければとてもうれしく思います。今日お伝えしたCDは、手に入れることができますし、レンタルも出来るかもしれません。Youtubeにも見つけられるかもしれません。

そして、もしかすると僕のサックスのフレーズの中に彼らの影響が聴こえるかもしれません。それは本当は、僕としては避けなければいけないことなのですが、、。

実は、この頃(1940年頃)からジャズの本格的な進化が始まりました。そして、その進化が行き着く所に、ある意味で日本の禅宗に似た「不立文字」的な感があります。

すなわち「佛に逢うては佛を殺し、祖に逢うては祖を殺し」という臨済宗の言葉にも似て、あらゆる偉大な音楽的な始祖に執着をしないということが大切だというのです。

そういえば、ウェスモンゴメリーを師と仰いで、現在ジャズギタリストの頂点に立つパットメセニーは、数年前のテレビのインタビューでは、「自分はウェスは大好きだが、彼のコピーはしない!」と言い切っていました。

「バードをコピーすることは才能の無駄使いだ」と、彼の2番目の奥さんが言っていたことと、共通しています。

マイルスデイビスが同じフレーズを吹くな、とか、フレーズを最後まで吹ききるな、途中でやめろ、とか、様々なメッセージを送ってバンドを率いていたことにも同じようなエッセンスを感じることができます。

ですが、間違っては行けないのは、内容を知らずに否定してはいけないのです。一度は傾倒して、そのあと、そこから巣立つために、執着を断って否定をしてみると新しい世界が開けるのではないでしょうか?

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三四朗
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音楽家
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ミュージシャン、サックスプレーヤー、作曲、アレンジ、プロデューサー
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